RYT
講師の方に向けたお話
シニアヨガ養成講座
・高齢者向けのヨガの需要が多いのに、怖くてできない。
・勉強したけどどこまでやっていいのか不安…
・お話を頂いたけど自信が無くてお断りした。
という講師や卒業生の声が多く、「本当に求められるシニアヨガ」というテーマで指導者養成講座を数回開催させて頂きました。
☆養成講座での内容です☆
老化によっておこる体の変化や、実は老化が原因と特定出来ない変化。
高齢でもヨガによって改善される症状などを少し理解して頂く為に最初に講義をさせて頂きました。
医学的な観点からもアドバイスを頂きテキストの作成をしていますので、ヨガで出来る事と限界点 についても触れさせていただきました。
海外では人気のシニアヨガも日本では事情が少し変わってまだまだ受け入れられない 部分も多いです。 では、日本人の高齢者の方に好まれる、楽しんで頂けるヨガとはどんなものなのか? テーマ別に講義をさせて頂きました。
実践
椅子で出来るヨガを中心にマットの上でするヨガ、道具を使って行うヨガなどの実践に加え、 シニア向けの呼吸法や、瞑想法など…
盛沢山すぎて駆け足になってしまい、伝えきれなかったことがまだまだありますが、 またフォローアップやスキルアップなどの機会を作れたらと思っています。
笑いをテーマにしたヨガではまさかの皆汗だく。笑うって素敵ですね~✧最初は固かった皆さん最後は本気で笑顔になっていましたね♡
高齢者の方は体の衰えや疾患だけではなく、鬱や喪失感や無気力になりがちな心のケアがとても重要です。 他のスポーツでは出来ないヨガならではの私たち講師に出来るケアを学んでいただきました。
指導練習
指導者養成講座ですので、指導練習もありましたがさすがみなさん普段レッスンをされている方が殆どで 声のトーンや解り易いインストラクションでとても素晴らしかったです。 是非、たくさん引き出しを増やして高齢者の方にもヨガを楽しんで頂ける機会を増やして頂きたいと思います。
実践見学
実際、講義を受けただけでは「本当に求められる」事が実感できないかもしれないと思ったので 私が現在担当させて頂いているシニアクラスと以前数回担当させて頂いた事のあるクラスに 講座の一環として特別に見学させて頂けるようお願いしました。
ひとつ目の施設では、久しぶりですの方は2名くらいで殆ど初めてお会いする方ばかり。 初めは目に力がなくボヤーとしていたご老人や 「何でこんなことせなあかんのや」といっていたおじいちゃんや、 不安そうに縮こまっていたおばあちゃん達…
それが、全員が終わった後は目をキラキラさせて頬も赤らんでとても楽しかったと言ってくださいました。
全ての人に効果あるとは言い切れませんが、楽しんで頂けることが最優先だと私は思っています。 ヨガにこだわり過ぎず、だけど私達ヨガ講師が出来る事はヨガでのアプローチ。 そのさじ加減が要なんです。
今回伺った施設は、ヨガの前になんと「健康体操」を行なっています。
「じゃあ、一体何をするの?」と私も初めは思いました。 でも、体操や運動指導士の方とは違ったヨガらしいアプローチで楽しんで頂こうと メニューを変更して行ったら、みるみる皆さんの表情が変わって、「楽しかったよ~次はいつ来るの?」 と声をかけて下さって私もとても嬉しくなりました。
もう一つの施設は、比較的元気な方が多くいつも楽しみにして下さっています。
「他のには参加しないけどヨガだけは参加してるのよ~」と言ってくださる方もいて
私もお会いできるのがいつも楽しみなんです。
一緒に笑って、寄り添って、身体を鍛えたりリラックスしたり。 出来る事や、禁忌は少し違ってきますが、 目的はどのクラスでも同じだと私は思っています。
一人でも多くの方が年齢に関係なくヨガを普通に楽しんで頂けたらという思いでこの講座を 開催させて頂きました。
講座に参加してくださった方、ご協力してくださった施設の方、参加してくださったおじいちゃん、おばあちゃん。
そして、この度テキストを作成するにあたって貴重なご意見を頂いた方々、 資料を参考にさせて頂きました方々に厚くお礼申し上げます。
Mika Hayashi☆HariOm हरिओम् ☆
シニアヨガ養成講座を受けて下さった方からは、
・とても勉強になりました
・楽しかった
・シニアのクラスをやってみたい
・おじいさんやおばあさんの表情が変わって、シニアヨガの必要性を改めて感じました。
等のお声を頂いています。 長寿国1位の日本では健康寿命を延ばす為のヨガの需要はどんどん高くなっていくと思われます。
高齢者の方が、人間らしく、自分らしく、生活を楽しめる様に生活の質を向上させていく という手助けがヨガで少しでも出来れば素敵ですよね。
次回のシニアヨガ養成講座
開催日や関連講座など 詳細が決まり次第、HPやBlog やInstagramにてご報告させて頂くつもりですが、
参加したい、興味があるというお方はお問い合わせください。
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