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夏から秋 季節の変わり目のヨガ
気温が下がってすごしやすくなる季節ですが、肌にとってはあまりありがたくないシーズンです。夏のきつい紫外線にさらされて疲労しているところに、空気が乾燥し始めお肌のトラブルも増えてきます。
暑い日は「クイ~っ」とビールやアルコールが美味しく感じついつい飲み過ぎたという人も少なくないかと思います。
アルコールや夏に美味しいスイカなど取り過ぎると利尿作用によって尿量が増え脱水状態に陥ることも…
実際私はスイカが大好物なんですが、先日飛行機に乗る前スイカしか食していなく、飛行機でもコーヒーを飲んだだけ。
利尿作用の強いものばかりなのに水分を取っていると安心していたら現地に到着後、キツイ頭痛で泣きそうになりました。
友人と待ち合わせていたので症状を話したら、医師である友人に「脱水だね~お水の飲みなさい」と言われ飲んだところあっさり改善…
脱水って本当に他の症状が出ないと気づかないものだと体感。
体内の水分量が減ると腎臓に流れる血液量も減少し、さらに老廃物をうまく排泄できなくなるため腎臓に障害を与える可能性があるんだとか。また大量のアルコールの摂取は尿酸値を高め、かつ脱水を招くため、尿酸が腎臓内で結晶化し尿酸結石となる可能性もあります。
また汗をかくことも脱水状態を引き起こす原因となるので夏の終わり「初秋」は腎臓の疲れが出やすい時期です。
腎機能が低下していると、身体の老廃物が血中や皮膚にたまり、かゆみ受容体を刺激することがあります。
腎臓が悪くなると皮膚が乾燥しがちになりますから、悪循環となります。
肌はいちど傷ついてしまうと回復するのに2 週間以上かかりますから、トラブルが起きる前に予防が大切ですね。
休肝日をもうけたり、水分補給を引き続き行いましょう。
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では夏から秋にかけては「ピッタ→ヴァータ」火の性質から風の性質へと変化します。
乾燥や冷却の力が高まり免疫系が少し低下する季節でもあります。
太陽の光を浴びたり、服装を暖かくしさらに運動などで身体に熱を与え、十分な睡眠をとり、身体を温めるものを摂取するようにします。
ヨガでは穏やかで地に足の着いたポーズを取り入れていきましょう。
初秋は排泄や解毒の力を高め、腎臓を癒すようなヨガと穏やかで流れるようなシークエンスがお勧め。
クラスの中では流れを大切にし、夏に蓄積された熱や炎症をゆっくり流し冬に向けて体温を上げて整えていくヨガを行っていきます。セルフで行うのであれば
開脚
片足の前屈
捻じり
の順でゆったりとした呼吸に合わせて行ってみてください♪
開脚のポーズ、前屈、座位や仰臥位の捻りを合わせて行いナディ・ショーダナの呼吸法(左から始めるバージョン)で呼吸を整えシャバーサナで終えます。
① 心地よい姿勢で座り、右の手のひらを顔に向けて人差し指と中指を眉間にあてる。左手は左ももの上。親指を右鼻の鼻翼上に、薬指を左鼻の鼻翼上に置きます。
② 右手の親指で右鼻を閉じ、左鼻から吐き左から吸う。
③ 薬指で左鼻を閉じ、親指をゆるめ右鼻から息を吐きます。 吐き切ったら、右鼻から息を吸い入れます。
④ 薬指をゆるめ親指で右鼻を閉じ左鼻から息を吐きます。吐き切ったら、左鼻から息を吸い入れます。
②~④を12セット繰り返し、 ゆっくりと目を開ける。
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