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内蔵の雑学
デトックスは幻想?
体内に溜まった毒素を排出させるために汗をたくさんかきましょう〜!デトックスウォーターを飲みましょう〜♪イオンで毒素を吸着して排出します!
など、アルコールや刺激物の摂取、暴飲暴食や運動不足、慢性的な疲れ、普段から健康に気をつけているけどなんだかスッキリしない、あと少し痩せたい、食べても太らない体が欲しいなど自分の健康状態や体型を気にしている私達には大きな関心のある誘い文句です。
人間が汗をかくのは体温を下げるためであって、脂肪や老廃物、体に有害な物質を排出するためじゃないんです。
水分の過剰摂取も体に負担がかかるだけで、とった水分が排出されるだけであり、一緒に毒素が出ることはありません。
イオンやサプリも効果が全く無いものから、ほとんど効果が得られないといった商品がたくさん販売されています。
じゃあ、デトックスはできないの?と思うかもしれませんが、腎臓と肝臓が元気であればその機能は誰にでもデフォルトで備わっています。
無理して、食事やサプリやドリンクで何かを取り入れる必要もなく、過剰な運動や発汗も必要ありません。
もともとの機能を正常に健康に保つことが1番近道です。
「デトックスは幻想なのです。人間の肝臓と腎臓は、健康であれば問題なく毒素を排出します。そのための臓器なのですから」とイェール大学医学部の臨床神経科医スティーヴン・ノヴェラ氏が指摘しています。
ノヴェラ氏によると、体に備わったデトックス機能以外には、正当と認められるデトックスは存在せず、デトックス商法は「エセ科学」であり「まやかし」だそうです。
病気や怪我など手術やお薬が必要な時も生きていればあります。
しかし、なんとなくだるいし朝もスッキリしない、病院に行っても原因が見当たらないし、便秘やむくみが気になるなど、元気だけど半分元気じゃない現代人。
それをちょっとした知識で少しでも解消できれば生活のクオリティが上がって気分もスッキリしますよね。
内蔵マッサージのクラスは内蔵について知りながら体を動かすクラスです。
病は気から?
実は昔から感情を表す言葉に内蔵が含まれているのはご存知ですか?
- 肝(きも)が座っている
- 腑(ふ)に落ちない
- 腸(はらわた)が煮え繰り返る
- 肝腎要(かんじんかなめ)
など、心と内蔵ってすごく繋がっているということが先人からの教えでもわかりますよね。
実際、自律神経と内蔵が深く関わっていて、感情から内蔵へ影響を及ぼすことが医学的にもわかっています。
嫌なことがあった時、にが〜い唾液が上がってきたり胃が痛くなってきたり、緊張でお腹が痛くなったりしませんか?
嫌なことが起きてストレスを感じると脳から副交感神経を介して胃に伝えられ、過剰な胃酸分泌をうながします。
チネイザン(施術者がクライアントに行う内蔵のマッサージのこと)でも内蔵と感情は相関しているという考えですが、生理学でも関連性があることがわかっています。
ほとんどの方が今まで自分の内蔵について考えたことがないと思いますが、一度内蔵について知っていくと自分の体について「なるほど」と思えることも多く、「今まで大切にしなくてごめんなさい」と思うかもしれません。
一緒に内蔵について学びながら運動不足も解消しませんか?
ヨガとチネイザンのいいとこ取りをしたプログラムなので、自分の体を知ることができます。
指導やセラピーのツールとしても使えるので是非一度クラスやWSを受講してみてください。
次回オンライン内蔵マッサージWSは2月20日10時〜
内蔵マッサージオンラインクラスは水曜10時〜です♪
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